RISC-V ディストロ

Canaan K230(Kendryte K230 / CanMV-K230)

Kendryte K230(2×C908) 販売中 Canaan
仕様
デュアルコア 64bit RISC-V C908:ビッグコア 1.6GHz(RVV1.0 対応)、LITTLE コア 0.8GHz。KPU は 6 TOPS 相当(INT8/INT16)(K230D は 1 TOPS)。CanMV-K230 は 512MB LPDDR4、microSD、HDMI、3×MIPI-CSI、USB を搭載。チップ全体の典型消費電力は約 2W。
form factor
CanMV-K230 / BPI-K230D-ZERO(K230D)
価格
CanMV-K230 は約 $40〜60(AliExpress/Newegg などの流通)。01Studio キットは $49〜88。公式に公開価格はありません(流通価格)
公式 OS
buildroot / debian / ubuntu
ドキュメント言語
zh / en
確認日
2026-11-01

CanMV(MicroPython ファームウェア)が最も出荷量が多く資料も揃った形態です。Linux 側で公式が推すのは Buildroot です。Apache NuttX にも CanMV-K230 のボード対応があります(ディストリビューションではありません)。RuyiSDK サポートマトリクスにも CanMV K230(D) が収録されており、ruyi device provision でイメージを取得できます。

使えるディストロ

  • Buildroot 公式対応 k230_linux_sdk の既定は Buildroot 構成(k230_canmv/k230_evb defconfig)
  • Debian 公式対応 SDK は make debian に対応。公式に「K230 Debian/Ubuntu システムガイド」があります
  • Ubuntu 公式対応 SDK は make ubuntu に対応。ガイドは上記と同じ

ダウンロード

導入ガイド

つまずきどころ

  • AMP 構成です。既定では LITTLE コアで Linux、ビッグコアで RT-Smart/CanMV を動かします。V 拡張があるのはビッグコアだけなので、ベクトル処理は必ずそちらに載せてください
  • 公式の Linux 本流は Buildroot です。Debian/Ubuntu は自分で make debian / make ubuntu する必要があり、既成の公式デスクトップイメージはありません
  • ファームウェアの一致が必須です。CanMV IDE はファイル名が CanMV-K230_micropython で始まるファームウェアしか認識せず、K230 SDK のイメージを書き込んでも接続できません
  • nncase ツールチェーンはクローズドソースで、ファームウェア版と強く結びついています。初期のビルドドキュメントは中国語しかありません

RuyiSDK 実測レポート3

このボードで RuyiSDK が実測したシステム。レポートで導入手順と結論を確認できます。

使えるディストロ状態バージョン最終検証レポート
Debian◐ 基本—2024-06-21レポートを開く
Fedora◐ 基本382024-06-21レポートを開く
Ubuntu◐ 基本—2024-06-21レポートを開く

状態の意味:good 完全に利用可(デスクトップ起動可)、basic 基本利用可(シリアルで起動可)、part 一部機能のみ、cft イメージはあるが要検証、cfh 対応記載があるが起動失敗、cfi 対応記載のみでイメージなし、wip 発表のみ。

出典11

出典の全一覧と判定方法は 出典と謝辞