RISC-V ディストロ

Buildroot

アップストリーム対応 ビルドシステム ある程度の知識が必要

結論から

初心者向けにはっきり書いておきます。これはディストリビューションではなく、「自分でディストリビューションを作る」ための道具箱です。

ベース
自前ビルド(BusyBox/glibc/musl + 任意のパッケージ)
アップストリーム
ビルドシステム(完成品のディストリビューションではありません)。ツリー内に qemu_riscv32/64_virt、spike、hifive_unmatched、visionfive/visionfive2、sipeed_licheepi_4a などの defconfig があり、RISC-V は一級市民です。
バージョン
2026.08.1(stable、2026-10-22) · 2025.02.x LTS(最新ポイントリリース 2025.02.19、2028-03 までサポート)
ドキュメント言語
en
派生ディストロ
多くのベンダー SDK が Buildroot ベースです(D1/K230 の SDK など)
確認日
2026-11-01

対応ボード

ダウンロード

導入ガイド

つまずきどころ

  • これはビルドシステムです。バイナリリポジトリもパッケージマネージャもなく、ソフトを入れる=ファームウェアを再ビルドすることになります
  • 初回のフルビルドは数十分から数時間かかり、数十 GB の容量も必要です
  • 既定の BusyBox にはデスクトップがなく、GUI が欲しければ自分でパッケージを有効にします
  • 生成物は wic/img で、アップグレードはディスク全体の再書き込みしかありません

RuyiSDK 実測レポート7

RuyiSDK が実機でボードごとに検証した記録です。レポートで導入手順と結論を確認できます。

対応ボード状態バージョン最終検証レポート
SpacemiT K3 CoM260 Kit● 良好1.0.72026-09-14レポートを開く
Mars◐ 基本1.0.62024-06-21レポートを開く
Milk-V Duo シリーズ(Duo / Duo 256M / Duo S)◐ 基本v2.0.1(v2) · v1.1.4(v1)2025-08-22レポートを開く
Milk-V Duo シリーズ(Duo / Duo 256M / Duo S)◐ 基本v1.1.4(v1) · v2.0.02025-04-07レポートを開く
Milk-V Duo シリーズ(Duo / Duo 256M / Duo S)◐ 基本v2.0.1(v2) · v1.1.4(v1)2025-07-03レポートを開く
VisionFive◐ 基本—2024-06-21レポートを開く
StarFive VisionFive 2◐ 基本5.11.32024-06-21レポートを開く

状態の意味:good 完全に利用可(デスクトップ起動可)、basic 基本利用可(シリアルで起動可)、part 一部機能のみ、cft イメージはあるが要検証、cfh 対応記載があるが起動失敗、cfi 対応記載のみでイメージなし、wip 発表のみ。

出典9

出典の全一覧と判定方法は 出典と謝辞